「ゲーミングPCって、電気代が高いんじゃない?」
「毎日ゲームをしたら、月にいくらかかるんだろう…」
ゲーミングPCを買う前に、電気代が気になる人は多いですよね。
結論からいうと、1日3時間ゲームをしたときの電気代は、月に1,000円前後が目安です。
普通のパソコンよりは高くなりますが、使い方しだいでおさえることもできます。
この記事では、ゲーミングPCの消費電力と電気代のめやすを、計算のしかたからやさしく解説します。
- ゲーミングPCの消費電力のめやす
- 電気代の計算方法と、1か月・1年の電気代
- 普通のパソコンやゲーム機とのちがい
- 電気代をおさえる5つのコツ
先に結論です。
- ゲーミングPCの消費電力は、ゲーム中で300〜500Wくらいが目安(性能によって変わる)
- 1日3時間遊ぶと、電気代は月1,000円前後、1年で1万円ちょっとが目安
- 電気代がかかるのは、とくにグラフィックボードとCPU
- 省電力の設定や、つけっぱなしをやめることで、電気代はおさえられる
ゲーミングPCの消費電力のめやす
消費電力とは、機械が動くときに使う電気の量のことで、「W(ワット)」で表します。
ゲーミングPCは、使い方によって消費電力が大きく変わります。
| 使い方 | 消費電力のめやす |
|---|---|
| 何もしていないとき(アイドル) | 50〜100W |
| 動画を見る・ネットを見る | 80〜150W |
| ゲーム中 | 300〜500W |
※ミドルクラスのゲーミングPCの目安です。性能が高いモデルほど、消費電力は大きくなります。
いちばん電気を使うのは、ゲームをしているときです。
ゲームの映像をつくるグラフィックボードと、パソコンの頭脳であるCPUが、たくさん電気を使います。
電気代の計算方法

電気代は、次の式で計算できます。
- 消費電力(kW)× 使う時間(時間)× 電気料金の単価(円/kWh)
電気料金の単価は、家電の目安としてよく使われている1kWhあたり31円で計算します(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)。
たとえば、400W(0.4kW)のゲーミングPCで3時間遊ぶと、
0.4kW × 3時間 × 31円 = 約37円
これが1日分の電気代です。
1か月・1年の電気代はいくら?
ゲーム中の消費電力を400Wとして、遊ぶ時間ごとに計算しました。
| 1日に遊ぶ時間 | 1日 | 1か月(30日) | 1年 |
|---|---|---|---|
| 1時間 | 約12円 | 約372円 | 約4,500円 |
| 3時間 | 約37円 | 約1,116円 | 約13,600円 |
| 5時間 | 約62円 | 約1,860円 | 約22,600円 |
1日3時間なら、1か月で1,000円ちょっとが目安です。
モニターの電気代(1台20〜40Wくらい)も少しかかるので、その分も考えておきましょう。
※実際の電気代は、パソコンの性能、遊ぶゲーム、契約している電気料金プランによって変わります。
普通のパソコンやゲーム機とくらべると?
| 機器 | ゲーム中の消費電力のめやす | 1日3時間・1か月の電気代 |
|---|---|---|
| ゲーミングPC | 300〜500W | 約840〜1,400円 |
| PS5 | 200W前後 | 約560円 |
| 普通のノートパソコン | 30〜50W | 約80〜140円 |
ゲーミングPCは、普通のパソコンよりはかなり電気を使います。
ただ、月に数百円〜1,000円ちょっとの差なので、ゲームを楽しむための費用としては大きすぎないともいえます。
自分のパソコンの消費電力を調べる方法
いちばんかんたんなのは、ワットチェッカー(ワットモニター)を使う方法です。
コンセントとパソコンのあいだにさしこむだけで、今どれくらい電気を使っているかが数字でわかります。
ゲーム中とふだんの数字をくらべると、どれくらい電気代がかかっているかがよくわかります。
電気代をおさえる5つのコツ
① つけっぱなしにしない
何もしていないときでも、ゲーミングPCは50〜100Wくらいの電気を使います。
長い時間はなれるときは、スリープにするか電源を切りましょう。
② 省電力の設定を使う
Windowsの電源の設定で「バランス」や「省電力」を選ぶと、ゲーム以外のときの消費電力をおさえられます。
③ フレームレートの上限を決める
ゲームの設定で、フレームレート(1秒間に映る画面の枚数)の上限を決めると、グラフィックボードの負担がへります。
モニターの性能以上のフレームレートは、出していても画面に映らないので、上限を合わせるのがおすすめです。
④ ほこりをそうじする
パソコンの中にほこりがたまると、冷やすためにファンが強く回り、電気をむだに使います。
ゲーミングPCのお手入れ方法は、こちらで紹介しています。
あわせて読みたい:ゲーミングPC修理の完全ガイド!トラブル診断から修理方法まで
⑤ 電気料金プランを見直す
夜にゲームをすることが多いなら、夜の電気代が安いプランが合うこともあります。
今の電気料金プランを一度確認してみましょう。
これからゲーミングPCを買うなら
これから買うなら、遊びたいゲームに合った性能を選ぶことも、電気代をおさえるポイントです。
必要以上に高い性能を選ぶと、そのぶん消費電力も大きくなります。
BTOパソコンなら、必要な性能だけを選んで注文できます。
あわせて読みたい:ゲーミングPC初心者向けの選び方|予算・スペック・そろえるもの
よくある質問
Q. ゲーミングPCをつけっぱなしにすると、電気代はいくらですか?
何もしていない状態で80Wとすると、24時間で約60円、1か月で約1,800円が目安です。
使わないときは、スリープや電源オフにしましょう。
Q. 電源ユニットのW数が大きいと、電気代も高くなりますか?
電源ユニットのW数は「最大でどれくらいの電気を送れるか」を表すもので、いつもその電気を使うわけではありません。
電気代は、実際に使った電気の量で決まります。
Q. ノートのゲーミングPCのほうが電気代は安いですか?
ノートは、デスクトップより消費電力が小さいことが多いです。
ただし、同じ価格なら性能はデスクトップのほうが高くなりやすいです。

まとめ|1日3時間なら、電気代は月1,000円前後が目安
この記事のポイントです。
- ゲーミングPCの消費電力は、ゲーム中で300〜500Wくらいが目安
- 1日3時間遊ぶと、電気代は月1,000円前後
- つけっぱなしをやめる、フレームレートの上限を決めるなどで電気代はおさえられる
- 買うときは、遊びたいゲームに合った性能を選ぶのがポイント
電気代のめやすがわかれば、安心してゲーミングPCを楽しめます。
気になる人は、ワットチェッカーで自分のパソコンの消費電力を一度はかってみてください。